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はじめに

このページを見てくれてありがとうございます!
ここは募集のページですが 倒産しそうになった話を今から始めます。


■ 絶頂からの転落、そして社長就任

当社は小さな会社です 売上は20億円で100人ほどの会社です。
20年前にはグループ全体で年商が70億円くらいありました。高度経済成長とバブル経済のおかげでした。バブルがはじけたら数年で20億円になってしまいました。
幸か不幸かそんな絶頂期から崩れ落ちる直前に私は社長になりました。37歳でした。


■ 売上の急降下と苦しい判断

「何か怪しいぞ、変だぞ」と思っている間に毎月売上が落ち始めました。
価格競争が激しくなり始めて、売上予測も低調であることは気づいていましたが想像以上のスピードでした。何が足りなかったのか?どうすべきなのか?
毎月のように売り上げが半減して行く、お金が足りない、毎日が不安の連続でした。


■ 再建への道のり

手を付けられることは全てやろう、各所にある所有地を半値以下で売却、見込みのない不良債権を損失計上、不採算部門を閉鎖、支払いの悪い顧客とは取引停止、計上した損失は数億円にのぼりました。
会社を見限り、失望した人達は退社して行き200人いた社員が100人になりました。
私はそうした中で自分一人の力の小ささをひしひしと実感しました。


■ 残った仲間に支えられて

結局は倒産の不安を抱えながらも残ってくれた100人の人達に助けられて会社は立ち直っていったのです。 
売り上げは小さくなりましたが利益の出る会社に生まれ変わりました。


■ 利益と社員の豊かさのバランス

人の力がいかに大切か、協力し合う事がいかに大切か、社員全員の豊かさを求めることがいかに大切か。
全てが人で成り立っている。
会社が利益を上げるのは必須ですが、社員の生活を削るようでは本末転倒である。ということを学習しました。


■ 再び成長を目指して

年商70億円→20億円を乗り越えて来たのでこれから来る激動の時代も乗り越えて、会社をさらに発展させて行く自信が出来ました。
利益の出る体質になったらこの体質を維持しながら次は売り上げを伸ばすことが必要だと考えています。
長期間安定した経営をするためには一定の規模が必要だと考えるからです。
過去に年商70億でしたからまずは元の売上に戻すこと、そして大企業に負けない雇用条件を皆さんに提示できるような会社にするのが私の目標です。


■ 大企業という選択肢

大企業のステータス 安定した高収入 社会への高い貢献度。 魅力的ですよね。
優秀な社員の激しい競争の中で切磋琢磨して成長して行く。 素晴らしいことですよね。
完成された組織の中でキチッと働く。 安心して働けますよね。
これが一般的な大企業のイメージではないでしょうか?


■ もう一つの選択肢

私はこんな道もあると考えています。
小さな会社が成長して行くときのスタッフの一員になる。
未完成な組織の中で新しい時代の「会社のカタチ」を模索して行く。
大企業ではないけど大企業並みの雇用条件を獲得できる会社にする。
競争では無く協力の関係で会社を動かし、一人ひとりの豊かさを求めて行く。
中小企業ならではの個人の個性を生かしてゆく。
私はこんな中小企業を目指しています。


■ あなたはどんな道を選びますか?

激しい競争を勝ち抜いて行く道ですか?
大企業のステータスで周囲の人から羨ましがられる道ですか?
完成した組織の中で歯車として活躍する道ですか?
それとも世の中のためになる斬新な商品を協力して作り上げて行く道ですか?
楽しく商品を売って周囲の人から喜ばれる道ですか?
個性と本当の豊かさを模索しながら新時代の組織を作り上げて行く道ですか?
そんな会社を作るのに協力してくれませんか?
あなたはどんな道を選びますか?
あなたの働く道は私たちと同じですか?
賛同出来る方は今エントリーしてください。お待ちしております。


【業界の説明】

地滑り 土砂崩れ 洪水 地震 災害 どこかで必ず聞く単語ですね。
どうしたら防げるのでしょうか? その他にも
トンネル 地下開発 井戸水 温泉 天然ガス 石油
こんな単語も私たちの業界にゆかりのある単語です。

 

■ 地質調査という仕事

こんな事件もありました。
新築のマンションが傾いた、所定の地盤まで杭がとどいていなかった。
エエ~エ!ホントですかあ!

地面の下は見えません。電磁波や超音波を使ってもはっきりとわかりません。
10m 20mと深くなるとますますわからなくなります。
だから実際に掘って地層地質を観察してみる必要があるのです。


■ 日本の地層は、超・複雑

日本の地層は複雑です、地殻変動や火山活動で大きく褶曲したり、堆積物があったり風雨に晒され、時には隆起し、時には削られ、地下の水位が高かったり低かったり本当に複雑です。
数メートル離れるともう支持地盤が違うなんてことも有ります。
最近は産業廃棄物というオマケもあります。地面の下は単純じゃあありません。


■ 実際に掘る、それが「地質調査」

最初にお話しした災害への対応や地下の有効活用をするためにはどうしても実際に穴を掘って地質地層を観察する必要があります。これを地質調査と言います。

地質調査といっても様々な方法があります。調査の目的も相手の地質も様々です。
ですから大きいものから小さいものまで多種多様なボーリングマシンや機材が存在しています。
工事予算は有限ですからコストも関係してきます。

なかなか奥深いところがある業界です。


■ ニッチだけど、なくてはならない業界

地質調査業の市場規模は1000億程度だと思われます。
日本全体の建設投資金額が63兆円くらいですから、それと比較しても0.15%くらいです。とってもニッチですね。

でも、なくてはならない業界であると思いませんか?
この、なくてはならないというのがこれからの時代とても大切だ!と思いませんか?

扶桑工業はこんな業界で活躍しています。バリバリの中小企業です。中小企業そのものです。


■ 地面に穴を掘るのは、簡単じゃない

地面に穴を掘る(以下ボーリングと言います)のは結構難しいんです。
相手の地面というのが結構複雑で何が出てくるか不明だからです。

岩か?粘土か?砂利か?硬いか?壊れやすいか?地下水はどうなってる?土の質は?
相手の地質や状況あるいは調査の目的に合わせて刃先や地質試料採取用具の選定やマシンの回転数、送水量、そもそも掘削方法はどうする?調査の目的は?検討事項山積みです。

地質調査の場所は、都会のビルとビルの間だったり、地下だったり、遠い遠い山の中だったり、今にも崩れてきそうな斜面であったり、場合によっては海の上ということも有ります。


■ それを支えるのが、扶桑工業の技術

これらに対応できるように様々な器具・工具・ボーリングマシンを開発・製造・販売しているのが扶桑工業です。

まだまだ改良改善開発する商品が山ほど有ります。需要があるということです。


■ 中小企業が主役になれる業界

防災上も国土強靭化(インフラ整備)上もなくてはならない業界です。

ニッチで細かい業界ですからめんどくさくて大資本は入って来ません。

我々中小企業が活躍する場です。アイデアと蓄えてきたノウハウで勝負です。


■ 規模は小さくても、夢は大きく

小さい市場といっても1000億あります。
ボーリングというカテゴリーで範囲を広げればさらに市場を大きく捉えることもできます。

なくてはならない業界で中小企業が活躍する場。
悲惨な災害を防ぐのに役に立つ誇りある仕事。
私たち、新時代への会社作りに協力してくれませんか?
今すぐエントリーを!
 

■ 当社の別の顔

建設業をご存知でしょうか? どのようなイメージがあるでしょうか?

最近では国立競技場の隈研吾さんや大成建設など著名な設計事務所やスーパーゼネコン
あるいは◯◯◯ハウスなどの住宅メーカでしょうか?

スカイツリーや超高層ビル、文化センター、豪邸などなど作られると華やかに表に出てくるのはこれらゼネコンや建築設計士ですね。


■ 実際に建物を“つくっている”のは誰か?

それでは皆さんの頭に浮かぶ華やかな人たちだけで建物を作ることは出来るでしょうか?

土を掘りコンクリートを打設して、木材を削り組み立てて足場を掛けて水道管を敷設して、電気を通して内装の仕上げをしてなど出来るでしょうか? 

年商1兆円を超える大企業も有りますから当然出来ると思いますよね。 答えはNO!です。
ゼネコンだけでは何も作れません。


■ 実は、すべて外注。そして中小企業が支えている

全ての工事が外注です。
全ての工事が分離されてそれぞれの専門工事業者に発注されています。
そして専門工事業者のほとんどが中小企業です。

杭工事、基礎工事、土工事、仮設工事、鉄筋工事、型枠工事などなど
何十種類もの工種に分けて各専門工事業者に発注されます。近代建築はそれだけ複雑で高度なんです。

これら専門工事業者がいないとハウスメーカもゼネコンも存在出来ません。


■ 「住」を支える、建設という仕事

衣食住という言葉が有ります。人が生きて行くのに絶対に欠かせない三要素です。
建設業は住の部分を担っています。世の中になくてはならない仕事です。

なくてはならない仕事、やっぱりここ大切だと思いませんか?


■ 建設業の魅力は、現場にこそある

仕事にはいろいろな面白みが有ります。やり甲斐が有ります。建設工事の労働もいろいろ有ります。
工事をコーディネートして管理する仕事。実際に身体を動かして現物を作る仕事。
仕事の面白みや内容も様々です。机に座る仕事をしたくない人もいます。


■ 扶桑工業の鉄筋工事部門

当社は専門工事部門で鉄筋工事を行っています。

この部門の年商は約10億円で静岡県内ではトップの施工量です。
常に50件ほどの現場が稼働しています。
鉄筋工と呼ばれる職人を70名程抱え、実際に建物づくりをしています。
当然鉄筋工事に限定した管理もしています。


■ 鉄筋工事という専門性

鉄筋工事は建物の躯体部分の重要な役割を果たしています。
構造図に示された構造で設計基準に乗っ取った正確な作業が求められます。
専門知識がかなり必要です。

こんな工事管理者の募集もしています。作ることに直接携わる仕事です。


■ 自分の「仕事観」と向き合うとき

私たちは親やテレビドラマや先生やマスコミなど様々なものに影響されています。

皆さんがワクワクする仕事は何ですか? 何で仕事を選びますか?
あなたの頭の中のイメージは何から出来ていますか?やっぱりゼネコンですか?
やっぱり役所の建設管理課ですか?あなたはものづくりが好きですか?

建設が好きな人は是非来てください。


■ 中小企業はダメ?

収益の柱が複数あると経営が安定します。当社は上記の通り柱が2本ある中小企業です。

だけど、中小企業だからなあ?って思いますか?


■ 中小企業の強みとは

中小企業の良いところは何でしょうか?体が小さいって事は小回りが効くって事です。
社会環境の変動に素早く対応しやすいです。株主と経営者が同じで即断即決ができます。
物言う株主なんていないんです。

最近ではたくさんの大企業が業績不振で何万人規模のリストラの報道も見るようになりました。
大きい会社が全体の方向転換をするには時間がかかります、巨大タンカーが急に曲がれないのと同じです。
人間の数を減らすのが一番手っ取り早く経費が節減できるからです。


■ 人にやさしい中小企業を目指して

中小企業は大企業のように入社希望者が次から次へとは来ませんからどうしても人に優しくなります。
人事部を作って人事部長に社員をコロコロ、ローテーションさせるなんていうことは出来ません。

当然社長だって皆に嫌われて出社したく有りませんから、どうしたらみんなで楽しく仕事ができるか考えます。
心配しないでください、利益が出なくて一番責任を負わされるのは社長ですから仕事に対する厳しさも持っています。


■ 意見が通る環境で働くということ

社員の意見も取り入れ易いです、だって社長と社員がしょっちゅう顔を合わせていますからね。
こうしたらいいんじゃない?て発言する機会はいつでもあるんです。


■ 大企業=正解?を疑ってみる

本当に大企業が良くて中小企業はダメですか?
親や先生やドラマや親戚のおじさんやおばさんに今までずっと言われ続けて来たからそう思っているだけなのではないですか?

確かに大企業の給料は高いですね。中小企業ではちょっと出せないなあという場合もあるかもしれません。


■ 中小企業でも、未来はつくれる

でも、中小企業でもそれなりに工夫をして強みを持てば不可能では無いと思っています。
普通の中小企業でも早めに企業幹部になっていれば生涯年収はそこそこ行くはずです。

当然、大企業の給与・福利厚生に近づくように自社を優良企業にして行くのは私の目標です。

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